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ミニブログ劇場2

今日は、特にかわったこともないし、買うものもなかったので(昨日使ったし…)またミニブログ劇場第2話を書きます。
ほとんどセリフでスミマセン…。

 え~と、世間では「FF12」フィーバーだそうですね。だがしかし、私は今スターオーシャン3(SO3)とテイルズオブシンフォニアでウハウハです。
 ちなみに好きなキャラはSO3ではネル。途中で仲間になるクノイチ。この人が出た時、姪と「ねるねるネルね」と叫んだ(苦笑)。本当はネルのクノイチ仕事仲間のクレアの方が好みなんですけど、パーティーに加わらないんですよ…。
 テイルズは…まだロイド・ジーニアス・コレット・クラトス・リフィルの5人しかいないので…、まあ、コレットでしょうね。天使になる宿命の娘。

 以上。


ミニ小説2「君の笑顔はレインボー!」 
第二回「真理ちゃん、がんばる!」 

その1
…雨が降っている…。どうしよう…。
…あ、こんにちは、桜井真理です。
さっき、私のお姉ちゃん(桜井未瑠といいます)が、夕飯の買い物に行ったんですけど、なかなか帰ってこないんです。
私も一緒に行った方がよかったのかな…?
でも、お姉ちゃんったら…
「ジョブジョブ大丈夫!ひとりで平気よ~。あんたは洗濯ものを取り込みなさい」
って、笑って出かけちゃったし…。
こんな雨になるのなら、洗濯なんてしなくてもよかったかなぁ?
お昼までは、雲ひとつなかったのに…。
天気予報はあてにならないなぁ。
ため息ひとつついて、窓から外を眺めています…。
「ただいま~」
あ、聞きなれた声が聞こえた。
お姉ちゃんが、やっと帰ってきた。
「は~い…」
私は、タオルを手にして玄関に向かいました。
お姉ちゃんがぬれてると思ったから。
「お姉ちゃん、お帰りなさい」
お姉ちゃんは、笑顔。雨でも楽しめちゃう人なんです…。 
「真理、ただいま」
…あれ?よくみると、お姉ちゃんの後ろに誰かいる。
え?男の人?
お姉ちゃんは、その男の人に
「妹の真理。よろしくね」
と、紹介してる…。
私は、訳がわからなくて…。
「あ…あの…お姉ちゃん?」
とだけ、聞いた。
「あ、こっちは天道忍くん。私のクラスの生徒よ」
そういえば、見覚えがある…。
でも、なんで、隣のクラスの子が、ウチに来るんだろう…?
ま、まさか、うちのお姉ちゃんとお付き合いしてるの…!?
とかいろいろ考えたけれど、
「え?え?それって…」
としか言葉が出なかった…。
「いま、たまたまバス停で雨宿りしてたのを見かけて、拾ってきちゃった♪」
「ひ、拾ってきたって…お姉ちゃん…」
 そんな、人をネコみたいに…。ていうか、それってどういうこと?
「な~んちゃって」
…ここまで聞いて気がついた。
お姉ちゃんったら、私をからかってるだけなんだ。
「あれ?先生って、先生と中学生の妹の2人暮らしなんですか?」
と、天道さんが聞いてきた。
「ん?天道君、誰が中学生なの?」
中学生…それって、もしかして…?
「妹さん…」
天道さんの言葉に、私とお姉ちゃんは顔を見合わせた後、お姉ちゃんは大笑い…。
私はもう、泣きそう…。
「アハハハハハハハハ~!」
「うう~(泣)」
天道さんが言った言葉は、私が昔から言われていた言葉だ…。童顔とか、子供っぽいとか…。
でも、天道くんは隣のクラスなのに、私のこと知らないんだ…。
「え?え?」
天道さんはわけわからなさそう…。
「ち、ちがいます~。私、これでも高2ですぅ~!」
だから、天道さんと隣のクラスなのに~。
向こうは、私のことなんて本当に全然知らないのね…。
「え!?それじゃ…僕と…同級生?」
「そ、そうです~…」
だから、隣のクラスだってば…。
「アハハハハ~。そ、そう見えるよね~。真理、こどもっぽいし」
お姉ちゃん、笑いすぎ・・・。
「わ、私、…こ、子供じゃないもん~!」
お姉ちゃんにそんな事、言われたくない。
「ああ、ごめんなさい、ごめんなさい!」
天道さんが、あわてたように私に謝ってる…。
「アハハハハハ~」
もう、いつまで笑ってるの、お姉ちゃん…!
「ごめん、ごめん~、泣かないでよ~」
天道さんは、ずっとアタフタしてる…。
「ふう。…真理は、隣のクラスなのよ?」
ひとしきり笑って落ち着いたお姉ちゃんが天道さんに説明をはじめてくれた。
「え?そうだったの?」
お姉ちゃんに言われて、天道さんが、まじまじと私の顔を見つめる。
…ちょっと、この距離は…キ…キスできちゃう距離なのでは…?
「あ…あの…」
私の顔が真っ赤になったのが自分でもわかって、恥ずかしくてうつむいた。
「ほらほら、真理も、そのくらいで真っ赤になってうつむかないの」
「だ…だって~」
恥ずかしいんだから仕方ないよ~。
「そんなんじゃ、彼氏ができたとき、どうすんの!?」
か…彼氏?
「ど…どうって~?」
「そんなんじゃ、キスもできないわよ?」
「キ…キキキキ、キス!?そ、そんな…!」
そ、そそ、そんなこと、想像できない…!
自慢じゃないけど、私には今まで恋人がいなかったのだから。
「しょうがないわね」
「先生、妹さんをからかいすぎ」
「え?姉妹なんて、こんなものでしょ?」
…そうなんだろうか?


そうこうしてるうちに、雨が止んだようだ…。
 お姉ちゃんは、天道さんに夕飯食べていけ、と誘ったようだけど、天道さんは傘を借りて帰っていった。


「彼ね、ご実家がお店してるから、食事はいつもひとりなんだって」
 夕飯を食べながら、お姉ちゃんがつぶやいた。
「え?」
「そのうえ、たまに彼も夕飯つくるらしいわ」
「…へえ~」
「いつも、学校では笑顔なのにね」
「ふうん」
 胸の奥で、トクンと音がした。
 あれ?なんだろう?

その2
今日は月曜日。今週末で1学期が終わる。
がんばらなくっちゃ。
朝はお姉ちゃんと登校する。
でも、お姉ちゃんは朝が弱いので困る。
お姉ちゃんは腰まであるストレートヘアで、朝は大抵爆発してる。みんなには見せられない…。
また、この寝癖を直すのに時間がかかる…。
それをしながら私が朝食を作る…。
自分のしたくは、そのあと。
…お姉ちゃんほどではないけれど、私の髪も肩にかかるくらいまであるので、手入れに時間がかかる。
「はあ~」
「ほら。朝からため息つかないの」
「…だったらお姉ちゃん、もう少し朝早く起きてよ…」
「…それとこれとは別問題でしょ」
「別問題じゃないもん~」
「…ああ、今日も爽やかな朝ね~」
…逃げた。
こんな性格のお姉ちゃんがうらやましい…。
「あ」
私の前方に、天道さんを発見。
「お~い」
お姉ちゃんが天道さんに声をかける。
「あ、おはよう、先生、桜井さん」
天道さんは、笑顔で挨拶してくれた。
「おはよ~天道クン」
「お、おはようございます」
「昨日は大丈夫だった?」
「はい。おかげさまで。…親父には怒られましたけど…」
「なんて?」
「日曜日の喫茶店の手伝いをサボるんじゃない!って…」
「災難だったわね」
お姉ちゃんと話している天道さんの笑顔を見たら、また胸がキュンとなった。
「あ、それじゃあ」
 天道さんは、走って先にいった。
「……」
「あれ?どうしたの真理?顔が赤いわよ?それにぼ~っと、天道くんをみて…」
「え?え?ええ?」
「はは~ん。真理ちゃん…」
お姉ちゃんが、私のことを『真理ちゃん』と呼ぶときは、ろくなことを考えていない時だ…。
「な…なに?」
「天道くんに、恋?」
「ええ~~!!」
 そんな、私が恋~~?


つづく

…よく考えてみたら、全然「真理ちゃん、がんばる」じゃなかったね。